にしのはら・みき
東京大学附属病院研修、東京逓信病院勤務など経て、
2004年開院
手術不要の視力回復治療
「オルソケラトロジー」
 手術不要の視力回復術として注目を集める角膜矯正治療法(以下:オルソケラトロジー)。その仕組みについて、オルソケラトロジーの専門クリニックとして2004年に地下鉄・麻布十番駅からすぐの場所にある「アイリスター麻布クリニック」を開院し、これまでに一流プロアスリートを含め、1万人※を超す患者に視力回復の実績を上げている西之原美樹院長は、次のように語る。
 「近視の原因をひとことで言えば、角膜や水晶体の屈折力の強さなどを原因とした屈折異常です。オルソケラトロジーでは、オーダーメードのハードコンタクトレンズを就寝時に装着(6時間以上)して角膜に圧を加えて矯正し、個人差はありますが、起床時に裸眼で過ごせるだけの視力(目標値は裸眼視力1・0)に回復させます。その状態をおよそ18時間維持できるので、日中は眼鏡なしで過ごせるわけです」
 同クリニックでは現在近視のほか、軽度の乱視に対してもオルソケラトロジー治療を行なっている。
6歳頃から治療可能で
近視の進行を遅らせる効果も
 近視は6歳頃から現れ始めるが、オルソケラトロジーはこの年齢の子どもに対しても適用可能で、近視の進行を鈍化させる効果もあることが、大学の研究により報告されている。
 「当院ではプロアスリートの患者さまも数多くいらっしゃいますが、視力が回復することで動体視力も良くなり、競技成績が向上したという方が多いですね。またプロアスリートだけではなく、一般の方の運動やゴルフなど視力が回復したことで、成績が向上したケースも多くあり大変喜ばれています」と西之原院長は語る。
 トップレベルで競技をしている患者が多い同クリニックでは、甲子園出場選手やプロ野球選手、プロスポーツ選手も多く受診しているという。
視力が回復することで
学力が向上するケースも
 視力回復には個人差があるが、通常治療開始から1週間から3ヶ月ほどで効果が現れるという。治療の適用範囲は広いが、強度のドライアイや角膜や細胞の形状が特殊なケース、緑内障、妊娠中、近視の度数が強度といった場合には適用外となる。また連続して6時間の装着が必要なため、睡眠時間が不規則な人の場合治療効果が得にくいという。
 「学力の伸び悩みがあったお子さまで、実は近視が原因で、黒板や教科書の字がはっきりと読めていなかったことが原因だったというケースが実際にありました。勉強でもスポーツでも、視力を回復させることで、そのお子さんが本来備えている能力を最大限に引き出せる環境を整えてあげることができます。視力の低下に悩んでいる方は、一度お気軽に相談にいらしていただきたいですね」と、西之原院長は視力回復治療の重要性を強調した。

※2004年1月〜2019年10月

 

※内容は2019年11月26日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

(PR)
医療機関情報
施設名 アイリスター麻布クリニック
フリガナ アリスターアザブクリニック
TEL 03-5772-3205
住所 東京都港区麻布十番1-5-10 アトラスビル 3F
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

 

診療時間
15:30〜21:00

□土・日・祝 10:30〜13:00/14:30〜19:00 (祝は18:00に診察終了)