もりやま・りょう
2004年、東京医科大学医学部卒業。06年、井上眼科病院、17年、同院副院長、19年、森山眼科クリニック開院。06年・08年、ネパール白内障手術ボランティア、日本眼科学会認定眼科専門医・日本白内障屈折矯正手術学会理事
2004年、東京医科大学医学部卒業。06年、井上眼科病院、17年、同院副院長、19年、森山眼科クリニック開院。06年・08年、ネパール白内障手術ボランティア、日本眼科学会認定眼科専門医・日本白内障屈折矯正手術学会理事
三多摩地域の眼科医療を支えたいと
2019年に開業
2019年に開業
JR南武線・西国立駅から徒歩およそ6分。前職では難症例や合併症を伴うものを含め、多くの白内障手術を経験してきた森山院長が、その技術と経験を活かして三多摩地域の眼科医療を支えたいとこの地に開業したのは、2019年の11月のことだ。
「当院は白内障日帰り手術をメインに診療していますが、この地域には徒歩で気軽に行ける眼科がなかったこともあり、まだ開院してから日が浅いながら、白内障に限らず、幅広い年齢層、さまざまな疾患の患者さんに来院いただいています」と、森山院長は笑顔を見せる。
「当院は白内障日帰り手術をメインに診療していますが、この地域には徒歩で気軽に行ける眼科がなかったこともあり、まだ開院してから日が浅いながら、白内障に限らず、幅広い年齢層、さまざまな疾患の患者さんに来院いただいています」と、森山院長は笑顔を見せる。
豊富な手術経験と
専門性の高いスタッフの配置で
難易度の高い手術にも対応
専門性の高いスタッフの配置で
難易度の高い手術にも対応
同院では開院から1年足らずにもかかわらず、白内障手術を求める患者が増え、手術日を週に1日から2日に増やし、開院以来2020年10月末で656件、月に100件超のペースで白内障手術を行なっている。
「正確な診断をするため、そして眼内レンズ度数を正確に計算するためには、精度の高い検査が欠かせません。そこで当院では、大学病院レベルの検査機器を導入、そして検査に当たるスタッフは、全員が国家資格である視能訓練士の有資格者です」
こうした整った検査体制は、スピーディーな検査、手術待機期間の短縮を可能にしている。一般的に手術までの待機期間は3ヶ月~半年を要するところが多いが、同院では患者数の増加に合わせて手術の予約枠を調整しているため、常時1ヶ月待ち程度で手術を受けることが可能だという。
そして専門性の高いスタッフの配置は、手術部門に対しても同じだ。森山院長自身、白内障手術の経験豊富なスペシャリストだが、手術時には手術専門のトレーニングを受けた看護師が常勤・非常勤合わせて4人が常駐し、スムーズで安全な手術を目指し、院長をサポートしている。また、手術時には麻酔科の専門医を配し、血圧など、術中の全身管理から術後のリカバリーまで、麻酔科医によるモニタリングを行っているという。
「当院で行う白内障手術の内、99%は難易度の低い一般的なケースですが、残り1%は難症例や合併症を伴うケースで、術中に臨機応変な対応が必要なことがあります。しかし私自身、前職で難易度の高い手術を専門に行なう役割を担っていたため、どのようなケースであっても対応することができ、当院で治療を完結することができます。」
さらに同院では、検査は車いすでも移乗せずに受けられるバリアフリー設計にしているほか、認知症の症状などがある場合には、家族に術中手術室に入ってもらうといった細かい配慮も行っており、近隣の医療機関からの紹介で、100歳を超える患者が手術を受けた例もあるという。
「正確な診断をするため、そして眼内レンズ度数を正確に計算するためには、精度の高い検査が欠かせません。そこで当院では、大学病院レベルの検査機器を導入、そして検査に当たるスタッフは、全員が国家資格である視能訓練士の有資格者です」
こうした整った検査体制は、スピーディーな検査、手術待機期間の短縮を可能にしている。一般的に手術までの待機期間は3ヶ月~半年を要するところが多いが、同院では患者数の増加に合わせて手術の予約枠を調整しているため、常時1ヶ月待ち程度で手術を受けることが可能だという。
そして専門性の高いスタッフの配置は、手術部門に対しても同じだ。森山院長自身、白内障手術の経験豊富なスペシャリストだが、手術時には手術専門のトレーニングを受けた看護師が常勤・非常勤合わせて4人が常駐し、スムーズで安全な手術を目指し、院長をサポートしている。また、手術時には麻酔科の専門医を配し、血圧など、術中の全身管理から術後のリカバリーまで、麻酔科医によるモニタリングを行っているという。
「当院で行う白内障手術の内、99%は難易度の低い一般的なケースですが、残り1%は難症例や合併症を伴うケースで、術中に臨機応変な対応が必要なことがあります。しかし私自身、前職で難易度の高い手術を専門に行なう役割を担っていたため、どのようなケースであっても対応することができ、当院で治療を完結することができます。」
さらに同院では、検査は車いすでも移乗せずに受けられるバリアフリー設計にしているほか、認知症の症状などがある場合には、家族に術中手術室に入ってもらうといった細かい配慮も行っており、近隣の医療機関からの紹介で、100歳を超える患者が手術を受けた例もあるという。
眼内レンズの選択では
患者の性格やライフスタイルまで考慮
患者の性格やライフスタイルまで考慮
同院では、単焦点や二焦点や三焦点など様々な多焦点眼内レンズを扱っているが、眼内レンズの選び方によって術後の満足度に差が生じてしまうため、術前のレンズ選びは医師から一方的に提示するのではなく、時間をかけて丁寧に相談を行っているという。
「眼内レンズは、タイプによってそれぞれ長所、短所があります。患者さんも、仕事でパソコンをよく使う方、ゴルフをされる方、読書が趣味の方など、人それぞれライフスタイルはさまざまです。そこで当院では、独自に作成した手術およびレンズに関するパンフレットをお渡しして、私や視能訓練士、看護師等が30分~1時間かけて眼内レンズ選びについて事前に相談を行っています。レンズ選びは大切なことなので、相談の上、一度で決められない場合も後日改めて複数回相談を行なっています。」
「眼内レンズは、タイプによってそれぞれ長所、短所があります。患者さんも、仕事でパソコンをよく使う方、ゴルフをされる方、読書が趣味の方など、人それぞれライフスタイルはさまざまです。そこで当院では、独自に作成した手術およびレンズに関するパンフレットをお渡しして、私や視能訓練士、看護師等が30分~1時間かけて眼内レンズ選びについて事前に相談を行っています。レンズ選びは大切なことなので、相談の上、一度で決められない場合も後日改めて複数回相談を行なっています。」
学会での教育講演で後進を育成
森山院長は白内障手術関連の学会で毎年、手術の技術や合併症の対策法に関する教育講演や指導医を育成するためのセミナーを行なっている。継続的に行なうことで白内障術者の後進を育成し、自身の経験を眼科医療界に少しでも還元したいと考えている。
白内障の治療は
生活の質の向上に直結している
生活の質の向上に直結している
これまで数多くの白内障手術を担当してきた森山院長は、その体験から白内障の手術を受ければ、生活の質の向上につながることをもっと多くの人に知って欲しいと訴える。
「目の手術は誰でも怖いものです。だからついつい先延ばしにしてしまう気持ちもよくわかります。でも白内障の手術の場合、適応をしっかりと判断することで、手術を受けたほとんどの方がやってよかった、生活の質が上がったと喜ばれる手術です。自覚症状が出てから来院するだけではなく、60歳を超えたら年に一度は検査をしていただくことをお勧めします」と、最後に検査の重要性を訴えた。
「目の手術は誰でも怖いものです。だからついつい先延ばしにしてしまう気持ちもよくわかります。でも白内障の手術の場合、適応をしっかりと判断することで、手術を受けたほとんどの方がやってよかった、生活の質が上がったと喜ばれる手術です。自覚症状が出てから来院するだけではなく、60歳を超えたら年に一度は検査をしていただくことをお勧めします」と、最後に検査の重要性を訴えた。
※内容は2020年11月26日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
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医療機関情報 | ||
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施設名 | 森山眼科クリニック | |
TEL | 042-521-1117 | |
住所 | 東京都立川市羽衣町2-49-6 | |
ホームページはこちらから(別ウインドウ) |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:30〜12:00 | ◯ | / | ◯ | ◯ | ◯ | 9:30〜12:30 | / | / |
14:00〜17:00 | ◯ | / | 外来診療なし | ◯ | 外来診療なし | / | / | / |