くろせ・けいすけ
1993年日本医科大学卒業。
日本医科大学産婦人科准教授を経て2020年4月より現職。
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本産科婦人科内視鏡学会評議員・幹事、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医、日本婦人科腫瘍学会認定婦人科腫瘍専門医、日本臨床細胞学会認定細胞診専門医
内視鏡手術のメリットは
傷が目立ちにくく入院期間も短いこと
最新の医療機器を完備したオペ室
 60年間にわたり千葉県柏地域の周産期医療に携わってきた「くぼのやウィメンズホスピタル」。妊娠や分娩のみならず、女性のあらゆるライフステージにおいて質の高い医療とケアを提供したいという理念のもと、かねてより婦人科疾患の治療にも注力してきた。
 2020年2月には、より専門性が高い医療を展開するべく新棟を増築。最新の医療機器に一新して婦人科疾患に対応している。さらに、同年4月からは、日本産科婦人科内視鏡学会役員でもあり、日本医科大学産婦人科で准教授を務めていた黒瀬圭輔医師が婦人科部長に就任し、診察から手術まで担当している。
 黒瀬医師は内視鏡手術の中でも特に腹腔鏡手術を得意としており、日本医科大学付属病院では、難易度の高い、腹腔鏡での子宮がん手術を数多く経験してきたエキスパートだ。現在、子宮筋腫や卵巣嚢腫などを中心に、週3回ほど内視鏡手術を行っているという。黒瀬医師は内視鏡手術のメリットについて次のように語る。
 「婦人科良性腫瘍の多くは内視鏡手術が可能です。下腹部に5㎜から12㎜程度の穴を4箇所開けて手術を行うのですが、開腹手術と比べると傷も小さいので、手術の跡が目立ちにくく、術後の痛みも少ないです。また、当院では入院当日に手術を行える体制を整えておりますので、ほとんどの方は4日間の入院期間で退院しております」
丁寧な手術でリスクを抑える
栄養面からも女性の健康をサポート
ブラウンを基調とした落ち着いた院内
 開腹手術と比較すると内視鏡手術は圧倒的に低侵襲のため、患者にとってのメリットは大きいが、執刀医には高いスキルが求められると黒瀬医師は話す。
 「当院で行っている粘膜下筋腫や子宮内膜ポリープに対する子宮鏡手術でも同様ですが、子宮や卵巣を温存する内視鏡手術の場合、今後の妊娠の事を考えた手術をすることが大切になります。そこで、いかに丁寧に手術を行うかが重要になりますが、医師の経験とスキルが問われます。私はあらゆる年代や疾患の内視鏡手術での執刀経験を持っていますので、それを通して培ったスキルをもとに、安全で丁寧な手術を心がけています」
 また、麻酔科(金博子)の常勤医もいるため、万が一手術後に痛みが生じたときには、即座に対応してくれる。
 内視鏡手術はもとより、最新の医療知見に基づき、女性特有の不調に対して栄養やアンチエイジングの面からもアプローチしている黒瀬医師。確かな実績と高い信頼をベースに、あらゆる角度から女性の健やかな生き方をサポートしている。

 

※内容は2020年11月26日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

 

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医療機関情報
施設名 くぼのやウィメンズホスピタル
理事長・院長 窪谷 潔
TEL 04-7164-2230
住所 千葉県柏市中央2-2-12
ホームページはこちらから(別ウインドウ)

 

診療受付時間
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