おおしま・ゆうすけ
医学博士。1992年、大阪大学医学部卒業後、大阪大学医学部眼科学教室入局。大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室講師および医療法人社団済安堂西葛西井上眼科病院副院長を歴任して、大阪府高槻市に2014年より「おおしま眼科クリニック」、2016年より「かわさき眼科クリニック」を開設。日本眼科学会認定眼科専門医。中国南開大学医学院客員教授、天津市眼科医院網膜硝子体部門顧問、京都府立医科大学眼科学教室客員講師、西葛西井上眼科病院手術顧問
最先端設備と高度なテクニックをもとに眼科手術のスペシャリストが行う
白内障(多焦点眼内レンズ)と網膜硝子体疾患の日帰り手術
地域に密着した幅広い眼科医療を提供
 医療法人聖佑会グループは、2014年2月に白内障や網膜硝子体(しょうしたい)疾患などの日帰り手術に特化したクリニックとして大阪府高槻市南部に開設した「おおしま眼科クリニック」と、2016年2月に白内障手術と眼形成手術を中心に高槻市西部に開設した「かわさき眼科クリニック」を擁し、2つのクリニックが相互に協力・連携しながら、地域に密着した幅広い眼科医療を提供している。
 大島佑介理事長は、白内障手術及び網膜硝子体手術におけるエキスパートサージャンで、大阪大学医学部附属病院や京都大学再生医科学研究所、大阪府下の基幹病院を中心に眼科の基礎研究や臨床に専念し、最先端の日帰り手術で豊富な実績を上げている。
新たな医療技術や機器を生み出して世界に発信
海外眼科医師指導プログラムにてベトナムで手術指導

米国ノースカロライナ州ダラムにあるDuke大学アイセンター主催のAdvanced Vitreous Surgery(AVS)courseの20周年記念講演会にて2つの講演を行う
 年間約2000例の日帰り手術を実現できるのは、大島理事長のスペシャリストとしての高度な技量に加えて、万全なチーム医療を提供できる体制を確立しているからでもあるという。「当院は眼科手術に特化したチーム医療のプロ集団であり、白内障と網膜硝子体疾患の見える質を極めるために、常に最新の医療技術や設備の導入を心がけています」と大島理事長が語るように、最新の設備機器も日帰り手術には欠かせない要素となっている。
 たとえば、現在の硝子体手術で最先端とされている27ゲージ(0・4㎜)の無縫合小切開手術システムは、大島院長が大阪大学在職中に欧米各社との共同開発によって臨床導入したものであり、今や世界規模で実用されている。さらに、我が国の大学や病院に先駆けて、最先端の3Dデジタル観察システムによる手術をクリニックベースで試験導入するなど、常に眼科医療の世界をリードする取り組みを行っている。
 「当院の硝子体手術の特徴は、先日のテレビの医療特番でも特集されたように、網膜剥離や糖尿病網膜症などの重症例も日帰り手術で積極的に受け入れていることにあります。硝子体手術の9割が病院を含めた他の医療施設からの紹介患者であり、その4分の1が緊急性を要する裂孔原性網膜剥離の症例です。これまで約3年間161例の網膜剥離初発例の手術成績は、初回復位率が97・5%、最終復位率が100%であり、病院などの有床施設を含めて全国トップレベルの治療成績を収めていることが日帰り手術の有効性を示す大きな証であり、お陰様で患者様が近畿一円のみならず、全国よりお越しいただいていることが眼科日帰り手術に特化した医療を継続する励みにもなっております」と大島理事長。
多焦点眼内レンズで豊富な実績を上げる
国際学会での受賞トロフィーや賞状の数々

衛生管理を徹底したクリーンなオペ室で安心手術が行われる。検査や手術では最先端の機器を活用し、安心・確実な治療を心がけている
 白内障手術分野では角膜混濁眼などの難症例のトップサージャンとしても知られており、厚生労働省の先進医療施設として、多焦点眼内レンズにも豊富な実績を上げている。2016年1月〜12月までの1年間の白内障手術1705例のうち264例(15%)が多焦点眼内レンズの症例であり、全国でもトップクラスを誇る症例数と治療成績を収めて、国内外の学会で積極的に公表している。
 「当院で行っている角膜極小切開による白内障手術は、創を縫合する必要がないので、手術時間が短く、出血もほとんどないため、抗凝固剤を休薬できない全身疾患を有する患者へも対応しやすいといえます。もう一つの大きな利点は、惹起乱視が少ないので、一般の白内障手術よりもさらに高い精度を求める多焦点眼内レンズにもマッチしています」
 多焦点眼内レンズは必ずしも希望される患者の全員に適性があるのではないので、各人のライフスタイルに合ったレンズ選択を患者と一緒に考えるという。手術ではインフォームド・コンセントを徹底し、「希望されるご家族の方には、手術室の状況をモニターで見学できるようになっています」と大島理事長。透明性の高いオープンな医療システムの提供で患者様やご家族との深い信頼関係を築いている。
国内外で学会講演を行い手術指導で後進を育成
シンガポールにてアジア・パシフィック眼科学会のライブインタビューに対応
 大島理事長は、講演や手術ライブによる教育活動にも力を入れており、国内のみならず、アメリカ、ドイツ、ベルギー、スペイン、シンガポール、オーストラリア、ロシア、中国、さらにはエジプトなどで白内障や網膜疾患分野での教育講演と手術指導を数多く手がけるなど、後進の育成にも努めている。医師同士の評価によって選ばれる「Best Doctors in JAPAN」に2年連続で選出されている。
日本全国はもちろん海外からも多数の患者様が来院
 大島理事長は、海外での知名度と英語および中国語も堪能なことから、国内のみならず、これまでシンガポール、香港やフィリピンなどの海外からの手術依頼も少なくない。「現在の当院での手術患者全体の約4割が他の医療機関からの紹介ですので、皆様の期待に応えるべく、一般的な白内障から難治性の白内障や網膜硝子体疾患まで、これまで培った豊富な手術経験と高い技術力でもって、患者の光を取り戻すべく努力を日々続けてまいります」と大島理事長は決意を語った。

最先端医療を提供する医療法人 聖佑会グループ
かわさき眼科クリニック
川崎 佳巳 院長

 かわさき眼科クリニックでは、一般的な白内障手術はもちろん、多焦点眼内レンズを中心としたプレミアム白内障手術や難治性白内障手術も日帰りで行っている。また緑内障や糖尿病網膜症などの慢性疾患の治療にも力を入れ、加齢黄斑変性の患者様への生活習慣指導も精力的に行っている。
 聖佑会グループの2つのクリニックとも糖尿病などの全身疾患のある患者様の日帰り手術にも対応できるように、専属の麻酔科医を待機させており、より高度な技術を要する網膜硝子体手術も日帰り手術で、エキスパートサージャンの大島理事長が手術統括顧問として手術部門を担当する。

 
 
 

医療法人聖佑会グループで行っている日帰り手術(2016年1月〜2016年12月)
術式 対象疾患 件数
白内障手術(先進医療認定施設) 1705件
うち、多焦点眼内レンズ
(オーダーメイドレンズも取り扱う)
一般的な白内障手術のみならず、難治性白内障や眼内レンズ合併症なども対応 264件
網膜硝子体手術
(27ゲージシステムによる無縫合小切開硝子体手術)
網膜剥離、硝子体出血、黄斑円孔、黄斑前膜、糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫、加齢黄斑変性や網膜細動脈瘤による網膜下出血 など 225件
眼瞼形成術 眼瞼下垂や眼瞼内反症など
(炭酸ガスレーザーによる術後の腫れや皮下出血が少ない手術)
154件
眼科小手術 涙鼻管狭窄や結膜翼状片など 104件
緑内障手術 6件


※多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の先進医療認定施設であり、医療保険の先進医療特約による治療が受けられます(手術費は片眼41万円)自由診療による完全オーダーメイドの多焦点眼内レンズ(先進医療適応外)も複数あり(手術費用は片眼51万円)

 

※内容は2017年9月30日時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 おおしま眼科クリニック
ゆったりとした心地よい空間が広がる受付・待合スペース
フリガナ オオシマガンカクリニック
TEL 072-676-8900
住所 大阪府高槻市西冠1-12-8
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

 

診療時間
9:00〜12:00
16:00〜18:30

※手術は木・土(隔週)の13:30〜15:30

 
 

医療機関情報
施設名 かわさき眼科クリニック
フリガナ カワサキガンカクリニック
TEL 072-690-7540
住所 大阪府高槻市宮田町1-29-18 たかつき宮田町ビル3F
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

 

診療時間
9:00〜12:00
16:00〜18:30