おおたに・あつし
医学博士
日本眼科学会認定 眼科専門医
日本眼科手術学会元理事
網膜硝子体手術から白内障・緑内障など“総合一貫”の診療を実践している和歌山県岩出市のおおたに眼科。今回、地域において高度な眼科医療提供に尽力している大谷篤史院長にその取り組みについて詳しく話を伺った。
治療の精度を高めるため
情報量を重視し最新機器を導入
丁寧な検査を通じて、一人ひとりの症状を見極める

3Dビジュアルシステムを活用した質の高い手術を追求
 網膜硝子体手術を中心に、白内障手術や専門性の高い緑内障手術まで幅広く対応している、和歌山県のおおたに眼科。同院では、大都市から離れた地域においても、多くの患者に高度な眼科医療を提供するべく、最新の画像診断機器や手術支援システムを積極的に導入するなど、様々な取り組みを行っている。
 「眼科医療では、〝どれだけ正確な情報を得られるか〟が診療の質を左右する時代になりました。ただ、単にデータだけで完結するものではなく、当院では治療精度を高めるため、眼球全体の構造、機能データをできるだけ詳細に把握した上で適切な治療方針を検討しています」と指摘する。大谷篤史院長が特に力を入れている治療の一つが、網膜硝子体手術だ。加齢や糖尿病などの要因から引き起こされる様々な網膜疾患は、血管の異常や網膜界面のトラブルを引き起こす。症状改善を図り、失明を防ぐためには、網膜硝子体手術を行う必要なケースがある。硝子体手術は眼球に3箇所小さな穴を開けて、眼球の内側から異常を取り除いたり修正したりする技術で、高度な眼科手術の一つに挙げられる。
 「当院では、25ゲージの小切開器具はもちろん、3Dビジュアルシステムを開院当初から導入し、より繊細な手術を正確に早く行えるよう努めています」と語る。大学時代に基礎研究へ携わった経験から、〝自己治癒力を活かす医療〟を理念の根底に置き、様々な対策を講じており、「現代医学においても疾患を完治させることは難しい。形を整えるだけでなく、将来を見据えて長期間いい状態が続くよう環境を整えることがとても重要」と考えて治療に当たっているという。
一貫対応で患者をサポート
安心できる環境づくりを
リラックスして治療に臨める快適な環境づくりを重視
 診断機器や手術技術が進歩する一方、より良い治療を行うには患者一人ひとりの病状だけでなく生活スタイルや性格までも把握し状態を見極めることも大切と思われる。そのため同院では、一人の医師が診断から手術、術後フォローまで一貫対応し、スタッフ全員が一丸となって協力・連携するなど独自の総合管理体制を敷いている。これにより、患者がスムーズに診療を受けることができるだけでなく、治療の効率化にも繋がっており、年間約250件※もの硝子体手術を実施しているという。
 「患者さまにゆったりと治療を受けていただけること、最新設備の導入やスタッフが働きやすい環境を整えられているのは、広いスペースが確保できる地方都市だからこそです。術後フォローにも力を入れており、急な症状変化に備えた連絡体制も整備。診療から手術だけでなく、術後管理まで継続して関わることで、これからも患者さまが安心して治療を受けられる、理想とする医療を追求し続けます」と大谷院長は熱く語ってくれた。
※2025年1月~12月

 
 
 

※内容は2026年7月29日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 おおたに眼科
TEL 0736-67-7012
住所 和歌山県岩出市中迫264-1
公式Webサイト

 

診療時間
10:00〜13:00 12:30まで
16:00〜18:30


※火曜は予約検査のみ/火・木午前は手術
【休診日】日、祝(不定休)