おおたに・あつし
医学博士。1993年、京都大学医学部卒業。同年大津赤十字病院。99年、京都大学大学院医学研究科助手。2000年、米国スクリプス研究所研究員。03年、群馬大学。04年、京都大学医学部附属病院講師。11年、日本赤十字社和歌山医療センター眼科部長を経て、18年より現職。
日本眼科学会認定眼科専門医
日本眼科手術学会元理事
医学博士。1993年、京都大学医学部卒業。同年大津赤十字病院。99年、京都大学大学院医学研究科助手。2000年、米国スクリプス研究所研究員。03年、群馬大学。04年、京都大学医学部附属病院講師。11年、日本赤十字社和歌山医療センター眼科部長を経て、18年より現職。
日本眼科学会認定眼科専門医
日本眼科手術学会元理事
眼科治療における様々な課題を克服すべく明確な理論を築き上げ、より効果的な眼科治療を目指す大谷篤史院長。その実績を頼り、関西各地から多くの患者が訪れるという。
地域の基幹病院などで、20年以上にわたり難症例の治療に携わってきたその豊富な経験を活かした高度な眼科治療について話を伺った。
地域の基幹病院などで、20年以上にわたり難症例の治療に携わってきたその豊富な経験を活かした高度な眼科治療について話を伺った。
ハイクラスな治療環境の中で実現する
「最後まで付き合える医療」
「最後まで付き合える医療」
おおたに眼科では、総合病院と比べ遜色ない検査・最新治療機器を取り揃え、難症例手術を含めた眼科全般の診療を行っている。「開業医だからこそ、ここまで設備投資ができました」と大谷院長は穏やかに笑う。高度かつ患者一人ひとりの生涯に寄り添う医療の実現のため、2018年に独立開業した。現在、1日100人以上の患者を診ている。
1人数分という診察時間を支えるのが、基本的な眼科検査を済ませてから診察を行うシステムだ。大谷院長は、手元のパソコンに集約された検査結果を頭に叩き込んだ状態で患者を迎える。言葉を選び、モニターを活用しながら行う説明は極めて明瞭だ。きびきびと動きながらも笑顔を絶やさないスタッフによる検査と併せて、患者に十分な理解と安心を与えている。
2020、2021年、合計2632件の日帰り白内障手術を行った。そのうち、遠方と近方に加えて中間部にもピントが合いやすい多焦点眼内レンズ「3焦点眼内レンズ」を使った手術は798件。多焦点眼内レンズを希望する患者が増える一方で、大谷院長は課題も指摘する。「黄斑変性など眼底疾患を理由に多焦点眼内レンズを使った白内障手術を断られたり、乱視が残ってしまうケースが目立ちます。適切な検査を行えば、しっかりと視力を出すことが可能であるはずです」と大谷院長。
1人数分という診察時間を支えるのが、基本的な眼科検査を済ませてから診察を行うシステムだ。大谷院長は、手元のパソコンに集約された検査結果を頭に叩き込んだ状態で患者を迎える。言葉を選び、モニターを活用しながら行う説明は極めて明瞭だ。きびきびと動きながらも笑顔を絶やさないスタッフによる検査と併せて、患者に十分な理解と安心を与えている。
2020、2021年、合計2632件の日帰り白内障手術を行った。そのうち、遠方と近方に加えて中間部にもピントが合いやすい多焦点眼内レンズ「3焦点眼内レンズ」を使った手術は798件。多焦点眼内レンズを希望する患者が増える一方で、大谷院長は課題も指摘する。「黄斑変性など眼底疾患を理由に多焦点眼内レンズを使った白内障手術を断られたり、乱視が残ってしまうケースが目立ちます。適切な検査を行えば、しっかりと視力を出すことが可能であるはずです」と大谷院長。
ORAシステムを柱とした
細やかな度数の選定
細やかな度数の選定
大谷院長の言う〝適切な検査〟の筆頭が、手術後の屈折をより正確に予測するORAシステムによる術中検査だ。術中、水晶体を取り除いた上で眼の状態を測定し、眼内レンズの最終的な度数をその場で決定する。術前検査だけでは難しい、乱視の残りにくい細やかな選定ができる。
ただ、ORAシステムを使いこなすのは経験が求められる。「術前検査の結果、乱視の状態などのあらゆる情報を読み解く力が必要です」と語る大谷院長は、同システムを7年前から単焦点・多焦点眼内レンズによるすべての白内障手術に使用している。そこに長年の基礎研究で培った理論が加わることで、確実性はより高まる。
おおたに眼科では、網膜疾患に対する硝子体手術と同時に行う白内障手術にも対応している。これには、大谷院長のもともとの専門が加齢黄斑変性、糖尿病網膜症といった眼底疾患であることが大きく寄与している。その病理への深い理解は、眼底疾患があるから多焦点眼内レンズを使ってはいけない、という従来の一般的な認識をときに覆す。「眼底疾患があるから、ないからと簡単に片づけるのではなく、その間にある選択肢を探し当てるということを常に考えています。快適に暮らせる視力をなるべく実現させたい。」と大谷院長は語る。白内障のみを診るのではなく、眼科疾患をトータルに診断・治療してきたからこそ持てる視点と対応力だ。
現在、多くの眼科クリニックが日帰りでの白内障手術を行う。だからこそ、患者にも〝選ぶ力〟が求められる。
ただ、ORAシステムを使いこなすのは経験が求められる。「術前検査の結果、乱視の状態などのあらゆる情報を読み解く力が必要です」と語る大谷院長は、同システムを7年前から単焦点・多焦点眼内レンズによるすべての白内障手術に使用している。そこに長年の基礎研究で培った理論が加わることで、確実性はより高まる。
おおたに眼科では、網膜疾患に対する硝子体手術と同時に行う白内障手術にも対応している。これには、大谷院長のもともとの専門が加齢黄斑変性、糖尿病網膜症といった眼底疾患であることが大きく寄与している。その病理への深い理解は、眼底疾患があるから多焦点眼内レンズを使ってはいけない、という従来の一般的な認識をときに覆す。「眼底疾患があるから、ないからと簡単に片づけるのではなく、その間にある選択肢を探し当てるということを常に考えています。快適に暮らせる視力をなるべく実現させたい。」と大谷院長は語る。白内障のみを診るのではなく、眼科疾患をトータルに診断・治療してきたからこそ持てる視点と対応力だ。
現在、多くの眼科クリニックが日帰りでの白内障手術を行う。だからこそ、患者にも〝選ぶ力〟が求められる。
早期の白内障手術が、
その後の人生をより明るいものに
その後の人生をより明るいものに
「最後まで付き合える医療」を掲げるおおたに眼科では、術後のケアにも力を入れている。後発白内障に対するレーザー治療はもちろん、眼内レンズの軸ズレも早期に対応し、引き続き患者の眼の健康、QOLの維持をサポートしていく。術後は安全のため自分での洗髪は控えることが通常であるが、術後の不快感を少しでもなくすよう乾燥機能までを備えた自動洗髪機を導入した。また、遠方から受診する患者には、近隣の病院での入院で手術に対応する。
おおたに眼科では、症状の程度にかかわらず、80歳前後のタイミングでの白内障手術を勧めている。「85歳、90歳になってからでは白内障手術とはいっても手術の負担が大きくなります。元気なうちに正確で安全な手術を受け、よく見える毎日、人生を長く過ごすことが、患者さまの幸せにつながると考えています」と大谷院長は最後に力強く語ってくれた。
おおたに眼科では、症状の程度にかかわらず、80歳前後のタイミングでの白内障手術を勧めている。「85歳、90歳になってからでは白内障手術とはいっても手術の負担が大きくなります。元気なうちに正確で安全な手術を受け、よく見える毎日、人生を長く過ごすことが、患者さまの幸せにつながると考えています」と大谷院長は最後に力強く語ってくれた。
※内容は2022年1月31日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
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医療機関情報 | ||
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施設名 | おおたに眼科 | |
TEL | 0736-67-7012 | |
住所 | 和歌山県岩出市中迫264-1 | |
公式Webサイト(別ウインドウ) |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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10:00〜13:00 | ◯ | 手術 予約検査 |
◯ | 手術 | ◯ | 9:00〜12:00 | / | / |
16:00〜19:00 | ◯ | 手術 予約検査 |
◯ | / | ◯ | / | / | / |
※火曜は予約検査のみ/火、木午前は手術 【休診日】日、祝(不定休)