いわた・りょういち
医学博士。2005年、トロント小児病院留学。06年、関西医科大学附属滝井病院。08年、岸和田市民病院脳神経外科。10年、関西医科大学附属枚方病院脳神経外科。16年、関西医科大学附属病院脳神経外科。19年、同院講師。20年、いわた脳神経外科クリニック開院。
日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医、
日本脳神経血管内治療学会認定脳血管内治療専門医
命に係わる緊急性の高い頭痛から慢性的な頭痛など、小児から高齢の方まで様々な症状に対応している『いわた脳神経外科クリニック』。即日MRI検査を可能にするなど迅速かつ緻密な頭痛専門治療を実現している、その背景について岩田亮一院長に話を伺った。
高性能なMRIで即日検査・診断
頭痛に悩む人々のラストホープ
高精度なMRIを完備。即日検査対応を可能に

片頭痛における最新の注射治療を提供
 頭痛には、脳出血・脳梗塞など命に係わる危険性のある二次性頭痛と、片頭痛・緊張型頭痛等の緊急性はないが生活に大きな支障をきたす一次性頭痛がある。しかし、その苦しみは目には見えないため、他人に理解してもらえず一人で思い悩む方も多い。
 「頭痛もちの方は、頭痛が起きている時だけでなく、いつ起こるか分からない頭痛への不安を常に抱えています。頭痛はメタ認知することで、ご自身だけでなく周囲の方の意識も変わります。そのため当院では、頭痛を客観的に捉えられるスケールを用意し、頭痛を見える化して症状改善を図る治療も行っています」と語る岩田亮一院長は、現在も手術を行うなど第一線で活躍しながら、救急救命センターなどの豊富な経験を活かした鋭い視点で高度な頭痛治療に取り組んでいる。
 一般的に、MRI検査を受けるには数日から数週間待ちになる場合もあるが、同院では、頭痛治療を専門とする16名の医師が在籍し、多職種の専門スタッフを含む頭痛治療のエキスパートがチームで診療に取り組み、即日検査・診断を可能にしている。
 「緻密な診断・治療を追求し、検査は複数の医師による多重読影を行っています。大学病院並みの1・5テスラMRI装置など高精度な医療機器を完備しており、検査で外科的治療が必要と診断された場合でも、独自の直接ルートにより近隣の連携病院へ、即救急搬送できる体制を整えています」
 同院には関西はもとより全国から、毎日100名以上もの頭痛で悩む患者が訪れる。その中で、1日1件は即救急搬送が必要な患者が出てくるため、岩田院長は早期検査の重要性を指摘する。
患者に寄り添うパーソナルな治療で
根本から頭痛を治す
頭痛専門の複数の医師達が症状を確認
 慢性的な一次性頭痛の場合、病院には行かず市販の鎮痛剤を服用するだけの人も多いが、岩田院長はこの傾向に警鐘を鳴らす。
 「現在、片頭痛の原因となる物質を抑えるCGRP製剤などの頭痛の最新治療も出ています。脳に原因のない一次性頭痛についても痛みの誘因はあるため、根本から見直し適切な治療を行うことが大切です。単に頭痛を改善するだけではなく、その先にある患者さまの人生そのものを良くしたいと考えています」
 また、赤ちゃんの頭蓋骨形成が成長に影響を及ぼすことなど、海外で学んだ国際水準の小児脳神経外科の知識をもとに、様々な症例における治療にも尽力している岩田院長。患者の将来を見据えた治療への取り組みや、頭痛治療に特化した若手医師への後進育成など、精力的な活動に今後も目が離せない。

 
 
 

※内容は2024年6月24日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 いわた脳神経外科クリニック

TEL 06-6935-2335
住所 大阪府大阪市城東区成育2-13-27
クリニックステーション野江 1-B
公式Webサイト

 

診療時間
9:00〜12:00
13:00〜19:00