つかもと・りいちろう(写真右)
1998年、東京医科大学卒業。厚生中央病院、Loma Linda University Medical Center、ヨーロッパ8カ所の病院へ留学、湘南鎌倉人工関節センター整形外科医長を経て、2012年、つかもと整形外科醫院を開院。日本整形外科学会認定整形外科専門医


つじ・こうじ(写真左)
1998年、福井大学医学部卒業。国民健康保険関ヶ原病院、高山赤十字病院、湘南鎌倉人工関節センター、フロリダ大学留学、厚生中央病院整形外科医長を経て2020年4月より現職。日本整形外科学会認定整形外科専門医












変形性膝・股関節症の新たな治療法として、注目を集めている再生医療「APS療法」だが、より高度な専門的知識と技術が求められる股関節の変形性関節症に対し、この治療法を導入している医療機関は限られている。今回は早くからAPS療法に着目し、股関節や膝関節へと治療対応を拡げるつかもと整形外科醫院の塚本院長と辻医師に、APS療法について詳しく語って頂いた。
膝・股関節のつらい痛みに
専門性が求められるAPS療法を提供
最新機器を導入したスポーツリハビリ室を増設し質の高いリハビリを提供
塚本 当院では、変形性関節症治療に対する多血小板血漿(PRP)療法をはじめ、次世代型PRPとも言われるAPS療法をいち早く取り入れ、股関節や膝関節へと治療対応を拡げています。より高度な治療を提供するため、人工関節置換術の経験豊富な関節治療に精通した医師が治療にあたっています。
  股関節の治療は、膝と比較し極めて限定されるため、保存療法と手術療法の中間的位置づけのAPS療法の登場は患者さまにとって朗報です。股関節は構造的に複雑なため、超音波エコーを用いて注射する場所を確実に捉えながら治療を行なうなど、安全性の高い治療を目指しています。
塚本 膝関節は、リハビリやヒアルロン酸注射がメインで、重症の場合は骨切り術や人工関節置換術などが行われますが、術後のリハビリは長期にわたる場合も多く、多忙な方など治療が困難なケースも見られます。
幅広い年代に適用できる
APS療法のメリット
塚本 APS療法については適用範囲が広く、腫瘍などがある場合を除き、生活習慣病を抱えている方や高齢の方にも適用可能です。治療後も、当日の入浴や2〜3日間激しい運動を避けていただければ、普段通りの日常生活が送れるため、忙しい現役世代には大きなメリットだといえます。
  若年世代に関しては、痛みが緩和されることで、人工関節をいれるまでの期間を引き延ばせるという意味でも効果的です。30〜40代で手術すると、将来、再手術が必要になる可能性は否定できませんから。
更なる症状改善を図り
質の高いリハビリテーションを行う
  APS療法は、しっかりした理論的裏付けもあり、世界各国で症例の蓄積も進んでいる治療法です。当院の例でいえば、痛みで外出できなかった方が、治療後に普通に日常生活をおくれるまでになっています。
塚本 治療に加え更なる機能回復を図るため、一般的なリハビリ室とスポーツリハビリ室を完備しています。患者さまの症状やご希望に合わせて、専門スタッフがきめ細やかなリハビリテーションを行うなど、更なる症状改善にも力を注いでいます。

 

※内容は2020年4月27日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 つかもと整形外科醫院
フリガナ ツカモトセイケイゲカイイン
TEL 03-5787-7575 【再生医療専門TEL】
03-5429-4970  
住所 東京都世田谷区千歳台2丁目14-7 千歳クリニックモール2F
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

 

診療時間 ※
8:30〜12:30
14:30〜18:30
18:30〜19:30

※【手術・往診日】水   ※最終受付は診療時間終了の30分前まで