かわはら・しゅうへい
医学博士。2003年九州大学医学部卒業。同年、九州大学病院。10年、麻生飯塚病院。12年、国立病院機構小倉医療センター眼科医長を経て16年より現職。
日本眼科学会認定眼科専門医
博多駅や福岡空港からも好アクセスな『川原眼科』。「最新の眼科医療を身近な場所で」というコンセプトを掲げ、特に多焦点眼内レンズを用いた白内障日帰り手術で実績を重ねている。そこで今回は川原周平院長に、白内障手術の特徴や注意点などについて、詳しく話を伺った。
患者のニーズに応え
見え方の質(QOV)向上を目指す
患者の眼の状態を見極め
より適切な検査と治療を実施
 白内障の最大の要因は加齢だと言われている。福岡県にある川原眼科の川原周平院長は、大学病院や公立病院などで培った豊富な経験をもとに、近年増加している白内障患者の治療に力を入れている。
 「『高齢だから仕方がない』、とあきらめてしまっている方が少なくありません。白内障は発症すると、点眼で進行を遅らせることも治療することもできないため、症状を改善するには手術が唯一の治療方法となります。当院は、見え方の質(QOV)向上を目指し、眼の様々な症状に対して患者さまのニーズに合わせたより良い治療を行っています」
3焦点眼内レンズの適用で
術後、老眼鏡が不要に
眼の疾患を抱える方に対応するため
快適なユニバーサルデザインを採用
 白内障の手術では、混濁した水晶体の代わりとなる人工の眼内レンズを挿入する必要がある。特に、見え方の質にこだわる川原院長は、福岡県でも先駆けて遠・中間・近の3焦点にピント調整が可能な最新の多焦点眼内レンズを導入し、積極的に治療を行っている。
 「単焦点では、遠くか近くのどちらかにしかピントが合わないため、術後ピントが合わない部分を見るために眼鏡が必要になります。眼内レンズは一度挿入すると、レンズを包む袋状の組織と癒着を起こすため、簡単にレンズの入れ替えができません。最近では自分で情報を収集して眼鏡が不要な3焦点レンズや焦点深度拡張型レンズを希望される患者さまが増えています」
 また、川原眼科では、3焦点以上のレンズにも対応しており、それを指定して手術を希望される患者も増えているという。更に同院では、患者の費用負担を軽減するため、一部健康保険が適応になる「選定療養」にも対応している。
日帰り可能な白内障手術
手遅れになる前に早期治療が大切
より良い治療を提供するため
高精度な医療機器を完備
 白内障を患っている方は、ある程度早い段階で手術を検討すべきだと川原院長は指摘する。
 「白内障の手術時間は5~10分程度、日帰りで手術が受けられるため翌日から仕事にも復帰することが可能です。また、手術を受ける時期も重要で、緑内障が進行すると多焦点レンズが適用できない場合もあります。更に認知症の方の場合は、視力が良くなるなど少しの環境の変化でも認知症の症状進行に繋がることが懸念されています。そのため罹患する前に、気になる症状があれば一度眼科を受診して、早めに適切な治療を受けていただきたいですね」と、早期診断の大切さを強調した。

 
 
 
 
 

※内容は2023年7月31日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 川原眼科
TEL 092-409-5090
住所 福岡県糟屋郡粕屋町仲原2526-9
公式Webサイト

 

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