わたなべ・ひさし
1997年、川崎医科大学卒業。同年兵庫医科大学眼科入局。2006年、埼玉医科大学総合医療センター眼科。13年、たにかわ眼科クリニック入職。
19年より現職。日本眼科学会認定眼科専門医
西武池袋線・武蔵藤沢駅から徒歩圏の場所に、2003年開業した医療法人康久会たにかわ眼科クリニック。地域の眼科医療を支えるだけではなく、白内障手術をはじめ緑内障、網膜硝子体手術など高度な眼科医療を提供している。今回は「地域の人を失明の危機から救うのが使命」と語る渡辺久院長にお話を伺った。
スタッフが一丸となり地域の眼科医療へ貢献
経験豊富な医師、専門スタッフによる
最新の眼科手術を実施する
 20年もの長きに渡り、一般的な眼科診療から白内障、緑内障など幅広く対応し、地域住民の目の健康を守り続けてきた医療法人康久会グループ。症状に応じて早急な対応が求められることもあるため、土・日診療も行っており状態に応じて緊急手術にも対応しているという。2003年に開院し当グループを牽引してきた本院のたにかわ眼科クリニック。2019年より院長に就任した渡辺久医師は同院の体制について次のように語る。
 「網膜剥離、網膜硝子体、時には眼球破裂に対する手術まで、大学病院でも扱っている高度な手術でも、全身麻酔が必要なケースを除いて緊急手術に対応しております。失明の危険性がある場合など、必要に応じて直ぐにスタッフが駆けつけられる体制を整えています」
高水準の医療提供を目指して
高度な手術体制を整える
広くて開放感ある院内
眼科領域全般に対応した診断・治療を行う
 同クリニックの特徴として、充実したスタッフの協力体制のみならず最新の医療機器が充実している点も見逃せない。網膜疾患に対する診断に欠かせない、近赤外線を利用して組織の断面図を撮影するOCT(眼底三次元画像解析)など高精度な医療機器を完備しており、疾患の早期発見につなげているという。
 「日本では現在、高齢者の失明原因の1位は緑内障、2位は糖尿病網膜症、そして網膜色素変性症、加齢黄班変性などがそれに続きます。こうした失明原因上位の疾患に網膜剥離などを含め、網膜硝子体手術を行うことで症状の進行を遅らせる、失明を食い止めることができる疾患は少なくありません」紹介患者も多いという同院では、失明を防ぐ最後の砦という覚悟で日々治療にあたっていると渡辺院長は言葉を繋ぐ。
きめ細やかな対応で患者の不安を軽減
 白内障手術の多焦点眼内レンズの場合、術後はメガネが不要になると強調されがちだ。しかし見え方に対する捉え方は個人差があり、視力の数値だけでは測れない部分も多い。そのため高齢の患者も多いという同クリニックでは、術後も必要に応じてメガネを使用することで、より良い視力を得られるケースがある点などもしっかり説明しているという。その上で個々人の元の眼の状態や生活環境に合わせて焦点を合わせる距離を割り出し、それに合わせて使用するレンズを変えるといったきめ細やかな医療を実践しているという。
網膜疾患は早期発見、早期治療が重要
 渡辺院長は、特に40歳以上の方、年齢に関わらず糖尿病がある人には必ず定期的に検査を受けてほしいと呼びかける。
 「処置が遅くなると失明のリスクが高まり、たとえ手術に成功しても歪みや視力低下といった症状が残る場合があります。飛蚊症の症状が出たらすぐに、気になる症状がなくても定期的に検査を受けていただきたいですね」と、渡辺院長は最後に笑顔で語ってくれた。

 
 
 

※内容は2023年12月18日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

(PR)
医療機関情報
施設名 たにかわ眼科クリニック
TEL 0120-601-132
住所 埼玉県入間市東町7-14-12
公式Webサイト

 

診療時間
8:00〜12:30 8:00〜14:00 10:00〜14:00
15:00〜18:30


【休診日】土・日午後、祝

 
 

医療機関情報
施設名 南与野たにかわ眼科
TEL 048-859-8080
住所 埼玉県さいたま市中央区鈴谷2-633
公式Webサイト

 

医療機関情報
施設名 たにかわ眼科クリニック 本庄早稲田の杜
TEL 0495-24-1121
住所 埼玉県本庄市早稲田の杜3-8-16
公式Webサイト

 

医療機関情報
施設名 こうづま眼科クリニック
TEL 049-248-1121
住所 埼玉県川越市岸町3-13-3
公式Webサイト