つちだ ひろかず
1975年、関西医科大学卒業。79年、東京・虎の門病院勤務。82年、フジ虎ノ門整形外科病院を開業。84年、医療法人社団青虎会理事長に就任。現在は社会福祉法人博友会理事長も兼務し、多数の介護・福祉施設を運営。公益財団法人日中人事交流援護会理事長として、中国人留学生や静岡県内の高校生の中国研修もサポートしている
スポーツ外傷、人工関節、脊椎外科、リウマチ科を4本柱にセンター化し
人工関節置換術、脊椎手術では県下でトップクラスの実績を上げる
年中無休・24時間診療で地域医療に貢献する
患者さん一人ひとりに最適なリハビリテーションを行う

土田理事長の著書『オムツがとれない日本の医療』(総合法令出版)
 医療法人社団青虎会フジ虎ノ門整形外科病院は、1982年に開設された整形外科に特化した病院で、以来、35年にわたり年中無休・24時間診療を推進しながら地域医療に貢献してきた。
 「当院は、スポーツ外傷、人工関節、脊椎外科、リウマチ科を4本柱にセンター化し、2016年1月〜12月で1909件の手術を行っています。中でも人工関節置換術は416件、脊椎手術は300件と、県下でもトップクラスの実績を上げています」と土田博和理事長は話す。
 スポーツ外傷センターでは、肩の関節鏡視下手術や膝の関節鏡視下前十字靭帯再建術などを行っている。人工関節センターでは、人工膝関節置換術が281件と圧倒的に多く、人工股関節置換術も131件を手がける。脊椎外科センターでは、最新の内視鏡手術を行う。
 同院では、2015年4月に新棟を完成させた。この新棟には、人工関節置換術などの高度手術に対応したクリーンルームを含めて4つの手術室を新たに設けた。「特に人工関節置換術などの場合、感染症を起こすリスクもありますから、クリーンルームで衛生管理を徹底しています」
 時代を先取りしたアメリカ式のオープンシステムを導入。地域で開業している医師が、自分の患者さんに対して、フジ虎ノ門整形外科病院でMRI(核磁気共鳴画像法)やCT(コンピューター断層撮影法)検査から手術までを一貫して行うことができる。「最新治療に精通したエキスパートドクターが手術を行うため、若いドクターは、いろんな先生の術式を見て、学ぶことができます。そして何より、患者さんの手術の選択肢が広がることにもつながります」
リハビリテーションを充実させ東洋医学の診療も行う
院内には25mの温水プールも完備し、リハビリなどに活用している
 同院では、手術だけでなくリハビリテーションも充実させている。50人のスタッフが理学療法や作業療法などを組み合わせて患者さんに最適なリハビリを目指す。また、西洋医療では難しい領域について東洋医学での診療も行っている。
 「私自身、多い時は1日120〜130人の患者さんを診ます。このため、開業時から医療秘書を採用し、医師の雑務の排除を目指してきました。診療では、短い時間で、どうやって患者さんに満足してもらえるかが大事です。患者さんが納得し、信頼していただけるまで、1対1の真剣勝負で臨むことを常に心がけています」と土田理事長は抱負と決意を語った。

※サンデー毎日 2017年4月25日 掲載

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医療機関情報
施設名 フジ虎ノ門整形外科病院
フリガナ フジトラノモンセイケイゲカビョウイン
TEL 0550-89-7872
住所 静岡県御殿場市川島田1067-1
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