おかもと・あいこう
日本産科婦人科学会 常務理事
日本婦人科腫瘍学会 理事長
日本産科婦人科内視鏡学会 理事
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 常務理事
日本婦人科腫瘍学会 理事長
日本産科婦人科内視鏡学会 理事
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
1903年開設以来、世界の女性や子供を幸せにすることを使命とし、腫瘍、周産期、生殖、女性医学など産婦人科医療における専門的治療を提供してきた東京慈恵会医科大学附属病院。積極的に最新技術を導入し、熟練したスタッフによるチーム医療を確立するなど、高度な低侵襲治療を実現し躍進を続ける産婦人科岡本愛光主任教授に詳しく話を伺った。
創立120年以上の歴史と伝統
患者本位の医療体制
患者本位の医療体制

高度な技術力を結集したチーム医療を実践
産婦人科医療における腫瘍、周産期、生殖、女性医学など、長きにわたり専門治療を提供してきた東京慈恵会医科大学附属病院。系列4附属病院の産婦人科を統率する岡本愛光主任教授は、同院の特徴を次のように語る。
「当院は、24時間体制で分娩や緊急手術に対応しております。2020年に生殖母性医療および周産期センター機能と小児疾患高度専門病院としての機能を併せ持つ新病院を開設し、翌年東京都の総合周産期母子医療センターに指定されました」
手術室、ICU、救急の機能連携をはじめ、より効果的ながん治療を目指し腫瘍センターの機能を強化した診療部門を機能的に再編成するなど、効率的な医療提供を確立させた岡本主任教授。特に、婦人科腫瘍部門では子宮筋腫・卵巣嚢腫などの良性腫瘍や卵巣がん・子宮頸がん・子宮体がんなどの悪性疾患における様々な治療を提供しているという。
「患者さまの体に負担が少ない腹腔鏡手術に力をいれており、従来法の多孔式腹腔鏡手術だけでなく、2〜3㎝の小切開で、術創が恥毛に隠れる単孔式腹腔鏡手術や、膣からアプローチするNOTESなども行っております。低侵襲手術チームJMISTを結成し、内視鏡手術の熟練した医師による指導のもと、日々トレーニングを行っています」と岡本主任教授は語る。
「当院は、24時間体制で分娩や緊急手術に対応しております。2020年に生殖母性医療および周産期センター機能と小児疾患高度専門病院としての機能を併せ持つ新病院を開設し、翌年東京都の総合周産期母子医療センターに指定されました」
手術室、ICU、救急の機能連携をはじめ、より効果的ながん治療を目指し腫瘍センターの機能を強化した診療部門を機能的に再編成するなど、効率的な医療提供を確立させた岡本主任教授。特に、婦人科腫瘍部門では子宮筋腫・卵巣嚢腫などの良性腫瘍や卵巣がん・子宮頸がん・子宮体がんなどの悪性疾患における様々な治療を提供しているという。
「患者さまの体に負担が少ない腹腔鏡手術に力をいれており、従来法の多孔式腹腔鏡手術だけでなく、2〜3㎝の小切開で、術創が恥毛に隠れる単孔式腹腔鏡手術や、膣からアプローチするNOTESなども行っております。低侵襲手術チームJMISTを結成し、内視鏡手術の熟練した医師による指導のもと、日々トレーニングを行っています」と岡本主任教授は語る。
高度なロボット支援下手術で
難症例にも対応
難症例にも対応


積極的に最新技術を導入している同院では、先駆けて2021年6月より子宮がんロボット支援下手術を開始。現在、手術支援ロボット2台を完備し治療にあたっており、柳田聡講師を責任者とした計7名によるロボット手術チームが、子宮全摘術、子宮悪性腫瘍手術、仙骨腟固定術など、計94件※のロボット支援下手術を行っているという。
「当院では、手術の際に器具を挿入する孔、いわゆるポート数を減らすため4ポート均等配置法を中心に行っております。また、子宮の重量は正常な場合50〜100gですが、500gを超える大きな子宮や、癒着の強い症例などの難症例の治療も行っております」
術創が小さいため術後回復が早く、術後4〜5日で退院することも可能なロボット支援下手術。同院では、患者によって異なる症状に対し、様々な治療法からより適切な治療を選択しているという。
「医療技術は進歩しており、これまで手術が難しかった症例も手術ができるようになっています。気になる症状がある方は、お気兼ねなくご相談いただければ嬉しいです」と岡本主任教授は優しく語ってくれた。
「当院では、手術の際に器具を挿入する孔、いわゆるポート数を減らすため4ポート均等配置法を中心に行っております。また、子宮の重量は正常な場合50〜100gですが、500gを超える大きな子宮や、癒着の強い症例などの難症例の治療も行っております」
術創が小さいため術後回復が早く、術後4〜5日で退院することも可能なロボット支援下手術。同院では、患者によって異なる症状に対し、様々な治療法からより適切な治療を選択しているという。
「医療技術は進歩しており、これまで手術が難しかった症例も手術ができるようになっています。気になる症状がある方は、お気兼ねなくご相談いただければ嬉しいです」と岡本主任教授は優しく語ってくれた。
※2021年6月〜2024年5月
※内容は2025年7月28日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
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医療機関情報 | ||
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施設名 | 東京慈恵会医科大学附属病院 |
![]() |
TEL | 03-3433-1111(大代表) | |
住所 | 東京都港区西新橋3-19-18 | |
公式Webサイト(産婦人科学講座)↗ |
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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8:00〜11:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | / | / |
11:00〜15:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | / | / | / |
【休診日】土午後、日、祝、大学記念日(5/1、10月第2土曜)、年末年始(12/29〜1/3)