まちだ・じろう
医学博士
1982年、横浜市立大学医学部卒業。
99年、横浜市立大学附属病院講師。
2001年、神奈川県立こども医療センター整形外科部長。
16年、同センター病院長。
19年、同センター総長を経て23年より現職。
日本整形外科学会認定整形外科専門医
2013年に、地域医療を支える総合病院として誕生した平成横浜病院。現在同院の中心となっているのが、横浜市立大学附属病院との強い連携のもと、先端の手術環境が整っている整形外科だ。今回は病院の柱である診療科で指揮をとる町田治郎整形外科部長に、同院におけるロボット支援手術人工関節置換術を中心にお話を伺った。
大学病院との強い連携で
地域を支える医療を提供
手術支援ロボット人工関節置換術を用いて
脱臼リスク軽減や、筋肉への侵襲を抑える
 「じぶんを生きる を みんなのものに」をミッションに地域医療を支える総合病院として発展してきた平成横浜病院。中でも整形外科は病院の中核を担う診療科として、横浜市立大学附属病院との強固な連携のもと、質の高い治療と手術を提供している。
 一般整形外科のほか、人工股関節全置換術(THA)、人工膝関節全置換術(TKA)、人工膝関節単顆置換術(UKA)や骨切り手術など、高度な専門手術に積極的に取り組んでおり、地域における高度な医療の受け皿となっている。
 「当院は、横浜市立大学附属病院と連携して医師の派遣を受けています。高齢者の大腿骨骨折など早期手術が必要な症例を大学病院から受け入れているほか、地域のクリニックから手術が必要と判断されて紹介されてくるケースを含め、下肢の手術を中心に対応しています」と、整形外科を率いる町田治郎部長は語る。
 また同院は、麻酔科常勤医師が2名在籍し、手術の約2週間前に診察と術前検査の確認を行っているため、術後の内科的合併症のリスクを事前に軽減できる体制が整っているのも同院の大きな強みだ。
手術支援ロボットを導入し
早期回復を目指す
最新医療機器を完備した明るく清潔な手術室
 精密な手術の実現を目指し導入したのが人工関節置換術におけるロボット支援手術だ。この手術法のメリットについて、町田部長は車の自動運転に近いものだと語る。
 「人間の身体の作りは一人ひとり異なるため、どんな熟練者が手術を行っても外れ値とでもいうのでしょうか、ベストなポジションから微妙にずれる可能性は否定できません。しかし、手術支援ロボットを用いると、正確な骨切りを目指すことができ、インプラントの設置も、外れ値をゼロに近づけることができます。血管や神経が通っている危険な部位を避け、筋肉の切離も減らせるので、術後の早期回復の実現、術後の脱臼リスクの軽減など、メリットが多いですね」と語る町田部長は、THA、TKA、UKAに対して手術支援ロボットを適用しているという。
年齢を理由に
治療を諦めないで欲しい
 そして同院のもうひとつの特徴がリハビリスタッフの充実だ。人工関節置換術後に土曜日、日曜日も平日と同様にリハビリを行っている。そうした現状を踏まえ、町田部長は年齢を理由に治療を諦めないで欲しいと強調する。
 「来院された時は車いすだったのに、膝の人工関節置換術を受けて自力で歩いて退院された70代の方もいらっしゃいました。また80代であっても、ライフスタイルは人によりさまざまです。患者さまのお話を十分に伺って、その方の目標に合わせたオーダーメードの治療を提供しています。年齢を理由に諦めることなく、気になる症状があれば、まずは一度受診していただきたいですね」と、笑顔でアドバイスを送ってくれた。

 
 
 

※内容は2026年1月28日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 平成横浜病院
院長 程塚 明
TEL 045-860-1777
住所 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町550
公式Webサイト

 

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