にしやま・だいすけ(写真右)
医学博士
2003年、和歌山県立医科大学医学部卒業。
18年より貴志川リハビリテーション病院にて診療担当。
和歌山県立医科大学整形外科学講座講師
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本股関節学会評議員


ふくい・だいすけ(写真左)
医学博士
2004年、和歌山県立医科大学医学部卒業。
21年より貴志川リハビリテーション病院にて診療担当。
和歌山県立医科大学整形外科学講座講師
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本膝関節学会評議員

手外科や関節の専門治療を提供し、24時間365日体制で外傷を中心とした二次救急に対応するなど、地域医療の中核を担っている貴志川リハビリテーション病院。今回、高度な関節治療の提供を目指し、最新のロボット技術を活用した人工関節置換術に注力している整形外科の西山大介医師と福井大輔医師に、治療の特徴について話を伺った。
24時間365日患者を受け入れ
地域医療の中核を担う
高精度な手術支援ロボットを完備し
緻密な人工関節置換術を行う
 高齢化社会で患者が増加している一般的な整形外科診療のみならず、スポーツ障害など幅広く対応し、急性期から在宅復帰まで、切れ目のない包括的な医療体制を構築している貴志川リハビリテーション病院。二次救急をはじめ、手や関節疾患、外傷の専門治療にも注力する中、関節治療を専門とする、和歌山県立医科大学整形外科の西山大介医師と福井大輔医師を招き、治療体制の強化を図るなど、様々な取り組みを行っている。
高度な関節治療を目指し
手術支援ロボットを導入
 「治療は、可能な限り保存療法を試みます。状態により、手術が必要な症例には関節鏡手術や人工関節置換術などを行いますが、できる限り身体への負担が少ない治療を目指し、積極的に最新の医療技術を取り入れています」と福井医師は語る。同院では、より高度な関節治療を提供すべく、和歌山県で先駆けて、人工股関節置換術・人工膝関節置換術に特化した手術支援ロボットを導入し治療を行っているという。
 「ロボットを遠隔操作して手術するのではなく、私たち医師が実際に執刀します。ロボットを活用することで、コンピュータ制御され、術中に計画外のゾーンに刃が侵入することを防げるなど、危険を回避することができます」と西山医師は語る。人工膝関節置換術は、損傷した骨を切り取ってインプラントを挿入するための隙間を作る。その際、できる限り内と外の幅を均一にする必要があるが、骨の周辺の組織は柔らかく、個人差があるため調整することが難しい。
 「手術中、リアルタイムで0・5㎜、0・1度単位の高精度に調整することができるなど、インプラントの設置がサポートされます。そのため、術後の疼痛、脱臼率の低減、インプラントの寿命延長も期待できます」と福井医師は強調する。
手術後の早期復帰を視野に
リハビリテーションを強化
 人工関節置換術を受けた後、速やかに質の高いリハビリテーションを受けられるかどうかが、術後の回復状態を左右する。そのため同院では、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)など各職種のスタッフが在籍しチームで患者を支えているという。
 「当院は、回復期リハビリテーション病棟を完備しており、退院後の訪問リハビリも行っています。手術だけでなく、早期在宅復帰、社会復帰を目指し術後のケアにも力を入れています」と西山医師は語る。
 「大学病院へ受診することが難しい方でも、地域医療の良さを生かし、その方の生き方を尊重しサポートしています。症状が悪化して生活に支障をきたす前に、早めにご相談いただきたいです」と最後に両名は笑顔で語ってくれた。

 
 
 

※内容は2026年1月28日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 貴志川リハビリテーション病院
TEL 0736-64-0061
住所 和歌山県紀の川市貴志川町丸栖1423-3
アクセス JR和歌山線 船戸駅 より車で約5分
公式Webサイト

 

診療受付時間
8:30〜11:30
15:00〜17:00