「良医の視点」を皆さまの熱いご要望によりweb公開決定!(2017.4月〜現在まで・公開中)週刊新潮にて掲載

しんかわ・きいちろう
2011年、東海大学医学部卒業。同年東海大学医学部付属病院前期研修医。13年、新川メディカルグループ。15年、補聴器適合判定医師研修会修了。17年3月、新川クリニック院長
最先端機器を完備し高い技術力で質の高い短期滞在手術を実現
質の高い短期滞在手術を求め
遠方からも多くの患者が来院
手術用顕微鏡を駆使し高い技術力で難易度の高い手術を行う
 手術後、日帰りや1泊2日で帰宅できる短期滞在手術。個人のクリニックで手がけている施設は多くないが、神奈川県内(横浜・海老名・平塚)に3軒の系列医院を持つ新川クリニックは、耳鼻咽喉科領域の短期滞在手術を行なっている数少ない個人クリニックの一つだ。
 「中耳炎に対する鼓室形成術やアブミ骨手術の場合、最低でも1週間程度入院させる施設が多いですが、当院では短期滞在手術が可能です」と、新川院長は語る。そのため長期入院が難しい患者が近隣だけでなく、遠方から足を運ぶケースも少なくないという。
徹底した様々な対策
より安全な手術を追求
高精度な医療機器で検査を実施

広く清潔な短期入院スペースを完備
 耳鼻咽喉科領域は脳に近く、手術に精密さが求められるため、同院は様々な対策を行っている。
 手術の際、大学病院の経験豊富な麻酔科医が立ち合い、小児に対する鼓膜チューブ挿入術等に、吸入麻酔を実施している。挿管不要で負担が少なく、覚醒に要する時間も短いため、午前中に手術を受けて午後帰宅することも可能だ。

 更に、最先端医療機器の導入も積極的に行なっている。2つの手術室にはそれぞれ手術用の顕微鏡を備え、繊細な手技で高度な手術を可能にしている。また、被曝量が少なく、座ったままの姿勢で撮影できるコーンビームCT(コンピュータ断層撮影法)や、高精度なナビケーションシステムも導入している。また診察室には大型モニターを付け、実際の耳や鼻の中の状態を示しながらわかりやすく患者に説明するといった工夫も重ねている。「通常は検査をして結果を聞くため、別の日に来院が必要です。しかし当院では、検査して同日に結果をお伝えできます」
 2018年1月〜12月の鼓膜チューブ挿入術の手術件数は202件、鼓膜形成術も136件、内視鏡下副鼻腔手術38件と実績を重ねている。

症状を見逃さず早期発見が大切
 耳の聞こえは、QOLに直結すると新川院長は指摘する。「子どもの場合、早期に対応しないと発語が遅くなるといった弊害があります。高齢者の場合にも、耳の聞こえの悪さが認知症の発症要因になると指摘されています。気になる症状があれば、積極的に一度検査を受けていただきたいですね」と、新川院長は優しい笑顔でメッセージを語ってくれた。

 

※内容は2019年7月25日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 新川クリニック
フリガナ シンカワクリニック
TEL 0463-76-3341
住所 神奈川県秦野市南矢名1-6-40
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

 

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