やまだ・ゆういちろう
2008年、名古屋第一赤十字病院研修。10年、同院整形外科医員。12年、西尾市民病院整形外科医員。15年、同院整形外科医長。16年、羊ヶ丘病院肩・肘・スポーツ部門医員。17年、フランスCHP. Saint-Grégoire病院Surgical fellow。18年、善衆会病院スポーツ医学研究所肩・膝部門医員、19年、名古屋共立病院整形外科部長/人工関節センター部長/肩・膝・スポーツ関節鏡センター部長。21年、肩とひざの整形外科 本院(上前津)開院。23年、肩とひざの整形外科 赤羽根院(中川)開院。
日本整形外科学会認定整形外科専門医
名古屋市繁華街の大須・上前津駅から徒歩1分という好立地に、2021年4月開院した『肩とひざの整形外科』。高い手術技術と徹底したリハビリで、「肩と膝の痛みならここにくれば解放される」といわれる医療施設を目指す、山田雄一郎医師に、その取り組みについてお話を伺った。

1人でも多くの患者を痛みから
解放したいと開院を決断
総勢33名の理学療法士が在籍し、手術とリハビリをワンストップで提供
 これまで、愛知県内の名古屋第一赤十字病院などに勤務し肩や膝の疾患に苦しむ多くの患者の治療を行なってきた山田雄一郎医師。より良い医療を提供したいとの思いから、国内でも数多くの手術実績を誇る北海道の羊ヶ丘病院や、善衆会病院に勤務し膝の治療の第一人者である木村雅史先生に師事。更に高度な治療技術を習得するべく、リバース型人工肩関節が開発され、フランスの中でも特に肩関節手術の実績が豊富なCHP・Saint─Grégoire病院で研鑽を積みながら様々な治療に携わってきたという。
 「肩や膝の痛みには、必ず原因があります。その原因を探り当てて正しく治療を行えば、年齢に関わらず症状は改善します。この名古屋で、痛みから解放される喜びを1人でも多くの患者さんに提供したい。その想いから開院を決断しました」と、開院の経緯を語る。
肩の腱板断裂は進行性の疾患で
早期の治療が必要
大きな窓から光が入りこみ木目調で統一された暖かみのある待合室

患者一人ひとりの症状に合わせたリハビリを実施
  中高年以上の患者が肩の痛みを訴えた場合、いわゆる五十肩と診断されるケースが多い。しかし山田医師は「五十肩と診断された中に、実は肩の腱板断裂が起きているケースが少なくない」と指摘する。
 肩の腱板とは、上腕骨頭と肩甲骨をつなぐ関節包の表層にあり、肩関節を包み込むように支える4つのインナーマッスルの板状の腱のことである。この腱板が断裂してしまうと腱の表層に炎症が生じ、痛みが起き、肩に力が入りにくくなる。
 山田医師によると五十肩か肩腱板断裂(またはその前病変)かは、MRIを撮影しなくてもある程度診断がつくという。
 「いわゆる五十肩は関節を包む関節包の炎症が原因です。凍結肩とも言われ、関節包が凍ったように硬く炎症が起こることにより生じます。腱板表層の滑液包の炎症が責任病巣である腱板断裂とは痛みや硬さの出方が異なるので、丁寧に診察すればMRIを撮らずとも、区別が可能です」
 五十肩は保存治療がメインで、手術が必要になるのは100人に2~3人程度だという。一方腱板断裂は放置すれば断裂が広がる進行性の疾患で、自然回復が望めない。そのため、診断が付いたら早期に手術を受ける必要がある。同院では患者の病状に適した治療法を提供できるよう、さまざまな手術に対応している。腱板が完全修復できる場合には、30分程度の簡単な処置で治療が行える関節鏡視下による腱板縫合術を、断裂がひどく完全修復が望めない場合には、可能な限り修復した後、残った断裂部を補強するために関節包を移植する上方関節包再建術(SCR)を行っている。更にひどい断裂や関節に変形が生じてしまっている場合やご高齢でリハビリの理解力が低い患者さんに対しては、腱板が機能しなくても上肢を挙げることが可能な腱板機能を一部付与された人工関節に置換するリバース型人工肩関節置換術(RSA)を行なっている。この手術を行うためにはライセンスが必要だが、山田医師はこの手術が開発されたフランスでも多く実績を誇る病院で研鑽を積んできたという。
術後の痛みゼロを目指し
患者の心身の負担を軽減
数多くの受賞、資格証明書などが飾られている院内
 「患者さんにとって、手術に対しての怖さの大きな要因は、術後の痛みです。当院では患者さんに安心して手術・リハビリを受けて頂けるように、痛みゼロの手術を目指しています。痛みが少ないため手術翌日からリハビリを開始でき、早期回復を目指せます」
 肩の手術の場合、手術時間に比例して術後肩に痛みや腫れが出やすくなる。そこで同院では、経験豊富な山田医師が執刀することで極力手術時間を短縮、完全修復可能な断裂であれば30分程度で治療することができ、さらに執刀前からブロック麻酔を行うことで術後の痛みゼロを目指しているという。
 「肩の手術は術後の痛みがひどい、と覚悟していた患者さんが、翌日全く痛みがないので本当に手術したのか?と訊ねてくるほどです」と、山田医師は笑う。そして手術と同様に、同院で力を入れているのがリハビリだ。「100点の手術を行なっても、リハビリが100点でなくては100点の治療ができない」という考えのもと、33名の理学療法士を配置し、リハビリ難民を生まない努力を続けている。
年齢を理由に諦めないで!
痛みをとる治療は必ずある!
ホワイトベースで広く清潔感が溢れるリハビリ室
 「診断、保存治療、手術、そしてリハビリをワンストップで完結させ、肩と膝の疾患ならこの病院に来れば治る!と言い切れる医療を提供したい」と、力強く語る山田医師は、高度な関節治療の提供に全力を注いでいる。
 「現在、肩や膝の痛みに悩んでいる特に高齢者の方には、年齢で諦めないでとお伝えしたいですね。当院では、病状に合わせて治療法をいくつか提示し、患者さんに選択していただいています。その痛みは必ず良くなる、だから一緒に頑張りましょう」と、最後に笑顔でアドバイスを送ってくれた。

 
 
 

※内容は2024年3月26日掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 肩とひざの整形外科
TEL 052-253-6550(代表)
住所 愛知県名古屋市大須4-10-4
カジウラテックスビル1F・6F
公式Webサイト

 

診療時間
9:00〜12:00
14:00〜20:00 17:00まで

 
 
 

医療機関情報
施設名 肩とひざの整形外科 赤羽根院
TEL 052-364-6550
住所 愛知県名古屋市中川区中野新町5-39
公式Webサイト