「良医の視点」を皆さまの熱いご要望によりweb公開決定!(2017.4月〜現在まで・公開中)週刊新潮にて掲載

あらい・まさし ※写真中
1983年、新潟大学医学部卒業。日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医。日本心不全学会評議員、国際心臓研究学会評議員


みやぎ・おさむ ※写真右
1974年、群馬大学医学部卒業。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医


いわさ・すすむ ※写真左
1988年、群馬大学医学部卒業。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医

チーム医療で急性期から回復期まで切れ目なく
一貫して親密なリハビリテーション医療を提供
脳卒中の患者さんを中心にチーム医療でのリハビリを徹底
(左)渡辺 さゆり 作業療法士(中)齊藤 美智子 理学療法士(右)田沼 圭子 看護師長

回復期リハビリ病棟の広々としたリハビリテーションルーム
 「当院は、邑楽(おうら)館林地区唯一の総合病院です。329床の病床数のうち、急性期病棟が約7割、回復期と地域包括ケア病棟が約3割を占めています」と館林厚生病院の新井昌史院長は話す。
 脳神経外科医として地域医療に携わってきた前院長の宮城修医師も、「患者さんやご家族の要望に沿うような形で回復期リハビリテーション病棟ができたのが2009年です。主に脳卒中の患者さんを受け入れています」と言葉を続ける。
 回復期リハビリ病棟ではチーム医療を徹底して行っている。「看護度が重い患者さんが少なくないのですが、最近は早い例では入院後数日で回復期に移ることもあります。当院では、毎日カンファレンスを開き、毎月の目標が達成されているかを確認し、患者さんに『ここまですすんでいますよ』と説明しながらチーム医療を提供しています」と岩佐晋リハビリテーション科部長。
 チーム医療の一翼を担う田沼圭子看護師長は、「長い入院期間になることが少なくないので、患者さんやご家族との信頼関係を大切にしています。重症の方は、なかなか歩くということができないため、そうしたご本人の気持ちに寄り添えるケアを心がけています」という。
身体機能だけでなく精神面でのフォローも充実
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が患者さんに最も適したリハビリを行う
 同院では、理学療法士(PT)17人、作業療法士(OT)9人、言語聴覚士(ST)6人の体制でリハビリに臨んでいる。「患者さんは、何より歩きたいという要望が強いです。歩くためには、しっかり立つことが大切で、そうした基本的な動作ができるようサポートさせてもらっています」と齊藤美智子理学療法士。渡辺さゆり作業療法士も、「身体機能だけでなく、精神面でのフォローも大切に思っています。『この方法で駄目でも、この方法なら』と、患者さんに最適なリハビリを目指しています」とオーダーメイドのリハビリテーション実践を強調する。
 同院では、羽生、佐野、太田などの近隣都市からの患者さんも少なくないという。「経験豊富な医師やスタッフによるチーム医療で急性期から回復期まで切れ目なく、一貫して親密なリハビリテーション医療を提供できるのが当院の強みといえるでしょう」と新井院長は地域医療への貢献について語った。

※内容は2017年4月26日 掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
施設名 館林厚生病院
フリガナ タテバヤシコウセイビョウイン
TEL 0276-72-3140
住所 群馬県館林市成島町262番地の1
病床数 329床(回復期リハビリ病棟48床)
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

 

訓練時間
9:00〜12:00
13:00〜17:00

※【診療受付時間】月・木 8:30〜11:00(予約制)