「良医の視点」を皆さまの熱いご要望によりweb公開決定!(2017.4月〜現在まで・公開中)週刊新潮にて掲載

しげまつ・まさる
1968年、九州大学医学部卒業。69年、三信会 原病院にて透析室開設。75年、重松クリニック開院、院長。83年、医療法人社団信愛会設立、理事長。92年、信愛クリニック開院。日本透析医学会認定透析専門医


「透析は合併症とのたたかい。治療の目標は合併症を未然に防ぎ、いかに早く見つけて治療するか、に尽きる」と重松院長
患者さんの立場に立った、患者さんに寄り添う医療を目標に
約50年に及ぶ透析治療で地域の人たちを支える
患者さんの生活を尊重し高度で安心の医療を提供
重松クリニックでは、5時間透析が基本。透析ベッドは本館37床、別館50床。毎日夜間23時までと月・水・金は22時から翌朝まで8時間のオーバーナイト透析を行っている
 「大学を卒業した翌年の1969年に勤めていた病院で透析室を開設し、福岡ではじめて透析治療に取り組みました。開業以来、患者さんに寄り添う医療を目標にしています。当院の特徴は、外来透析だけでなく、有床診療所として19の病床を備え入院が必要な透析患者さんに対応していることです。また、血管外科の専門医によるシャント手術も行っています」と重松クリニックの重松勝院長はいう。
 約50年に及ぶ地域への透析治療の提供で貫いてきたのが、徹底した患者目線の追求である。「高度で安心の医療を提供することはもちろんですが、患者さんの生活を尊重し、医療人としていかに支えていくかを常に考えてきました」
 透析治療生活を送る中で、患者さんや家族はさまざまな悩みに直面する。同院では、30年前から医療ソーシャルワーカーを採用し、そうした悩みに即応するとともに、介護施設の紹介や在宅介護の世話などもサポートする。「透析について家族が知っているようで知らないのが現状で、親や子どもがどういう治療を受け、指導を受けているかを間近に見てもらうことが必要と考え、家族見学会を開いています。透析治療では、患者さんとは長いお付き合いになります。当院では30年、40年以上の患者さんも沢山いらっしゃいます。治療が長くなると、本人はもちろん家族も疲れてきますので家族を含めたフォローを心がけています」
 身体的な理由や交通の便が悪いなどの理由で通院が困難な患者さんに対して、いち早く送迎サービスを提供。現在、4台の送迎車を運用している。
ハイテク、ハイタッチで全人的医療を目指す
7人の専任の臨床工学技士を配置。水質管理の徹底をはじめ安心・安全な治療を心がけている
 同院のモットーとして、重松院長は「ハイテク、ハイタッチ」を掲げる。「ハイテクとは高度の医療知識・技術と経験に基づいた治療、ハイタッチとは患者さんに寄り添った医療のことです。透析を担当する医師は、同じ治療の繰り返しで患者さんとの接点が少なくなりがちですが、当院では毎日ドクターが回診して患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。医療はサービス業です。当然のことながら相手の立場に立って考え行動することが求められます。多くの関連病院の専門医と連携しながら合併症の治療を行い、透析だけでなく介護や福祉をも含めた全人的医療にこれからもこだわっていきます」と重松院長は患者目線の医療の実践を強調した。

 

※内容は2017年6月1日 掲載時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください

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医療機関情報
法人名 医療法人 信愛会
施設名 重松クリニック
フリガナ シゲマツクリニック
診療科目 内科、透析内科、血管外科、循環器内科、リハビリテーション科
TEL 092-843-3800
住所 福岡県福岡市早良区百道1丁目1-4
入院病床数 19床
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

 

外来透析時間
8:00〜23:00

※月・水・金はオーバーナイト透析を実施