日本で初めてレーザー白内障手術を実施
最先端の眼科医療を提供

日本で初めてフェムトセカンドレーザー白内障手術を行う

　白内障手術は、目に対する侵襲や手術時間の短縮など、ここ数年大きな進歩を遂げており、特にフェムトセカンドレーザー白内障手術は、白内障手術の技術のなかで最も革新的な手術方法といえる。
　白内障手術を行う際に重要で難度の高い手技である水晶体前嚢切開、水晶体核破砕、角膜切開を超高性能なフェムトセカンドレーザーによって短時間かつ数ミクロンの誤差もなしに行うことのできる最先端の白内障手術技術だ。
　山﨑健一朗院長は、２０１２年６月に日本初のフェムトセカンドレーザー白内障手術を手がけ、レーザー白内障手術のパイオニアとして知られている。「手術ではＯＣＴ（光干渉断層計）により赤外線を用いてリアルタイムで角膜や水晶体などの構造を立体的かつ正確に解析します。その結果をもとにレーザーを活用して高い精度で組織を的確に切開します。フェムトセカンドレーザー照射にかかる時間はわずか約30秒です」と山﨑院長はレーザー白内障手術の利点を挙げる。

患者のニーズに合わせた多焦点眼内レンズを数多く使用

　同院は、２０１８年９月までフェムトセカンドレーザー白内障手術を２１４０件※、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は２４３９件※行っており、豊富な実績と経験を積み重ねている。白内障手術では、レーザーを照射した後、破砕された水晶体を吸引して眼内レンズを挿入する。眼内レンズ固定においては、眼科医が観察する顕微鏡に、眼内レンズを固定すべき位置や乱視の角度を表示するイメージガイドシステムであるベリオンが威力を発揮する。
　「ベリオンの画期的な点は、眼内レンズの固定の位置や乱視の軸だけでなく、レーザー白内障機器・レンズエックスとリンクすることで、手術で作る角膜の切開創の位置、水晶体前嚢切開の位置や半径まで、より正確に行うことができることです」と山﨑院長は最先端機器による的確な手術を実現している。
　同院は、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の先進医療施設として掲載されており、多焦点眼内レンズのメリットについて「遠近両方の距離に焦点を合わせることが可能な多機能レンズですが、最近は遠近だけでなく中間距離にも合わせた３焦点の眼内レンズもあります。３焦点眼内レンズは、コンピューターの作業など中間距離にも焦点が合う利点があります。当院では数多くの症例に３焦点眼内レンズを使用し、良好な結果を得られています。また、多焦点眼内レンズによる白内障手術で乱視も治すことができます」と山﨑院長は語る。

満足していただける治療最先端の眼科医療を提供

　レーザー白内障手術のパイオニアとして、同院の治療が広く知られるようになり、北海道から沖縄まで全国から最新医療を求めて患者が来院するようになっている。特に山﨑院長がレーザー白内障手術や多焦点眼内レンズのメリットをわかりやすい言葉で一般の人たち向けに解説した著書『人生が変わる白内障手術』を執筆したことを機に、全国から手術の問い合わせや相談がさらに増えたという。
　「たくさんの方々が最先端の白内障手術に関心を持っていることを、改めて実感しました」と山﨑院長。同院では大宮駅や浦和駅近辺のホテルと提携を結んでいるため、全国の患者が来院し手術を受けることも可能だという。
　大宮七里眼科では、「自分自身の家族に行うような治療の提供」を常に心がけ実践している。実際に山﨑院長は自身の両親の白内障手術も執刀し、多焦点眼内レンズを使用した経験をもつ。「もし自分の家族に手術を行うとしたら、最善の治療方法を考え、実行すると思います。どの患者さまに対しても、そうした同じ姿勢で診療を行っており、満足していただける治療を目指しています」と山﨑院長は眼科医療にかける思いを語ってくれた。
※２０１２年６月～２０１８年９月

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医療機関情報
施設名	大宮七里眼科
フリガナ	オオミヤナナサトガンカ
TEL	048-686-7000
住所	埼玉県さいたま市見沼区風渡野678-1
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